2019年03月08日

デサントの失敗理由を日経ビジネスが正確に書いています。

そのつもりはないとは思いますが、日経ビジネスが「デサントがなぜ伊藤忠に敵対的TOBを仕掛けられ、成功してしまうのか?」について割とちゃんと当てています。該当部分を抜粋します。

資本の論理では伊藤忠が優勢なのは間違いない。だが、過去を振り返れば、2008年に日本電産が東洋電機製造に買収提案した際、経営陣の拒否や労働組合の反対声明などを受け買収断念に追い込まれたことがある。日本電産の永守重信社長(当時)は「始めから拒否ありきと決めていると感じる。これ以上時間をかけても相乗効果を出せるか疑問だ」と買収断念に至った理由を語っていた。

今回の例はTOBで集める株の上限が40%のため買収とは言えないが、おおよそ似た構図だ。伊藤忠は仮にデサント経営陣の刷新に成功しても、その後の人心掌握に苦労しかねない。そうした状況でデサントの企業価値を本当に上げられるのか。その先に待つのはいばらの道かもしれない。

https://business.nikkei.com/atcl/NBD/19/depth/00073/?P=2

さて、これを読んで「これのどこがデサントの失敗理由なんだ?」と思ったでしょうか?失敗理由がちゃーんと書いてあります。よく読んで見てください。

 

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