3月27日(水) 本日の廣済堂

 

廣済堂に対するTOBですが、ベインと経営陣らのTOB価格が700円に対して、村上ファンドのカウンターTOB価格は750円です。村上ファンドのカウンターTOBが公表されたため、廣済堂はベインらのTOBに対する賛同表明は継続するものの、株主に対する応募推奨することは撤回し、株主の判断に委ねるとしました。

そしてベインらは公開買付期間を1月18日(金)～3月25日(月)（45営業日間）を1月18日(金)～4月8日(月)（55営業日間）に延長しました。期間を延長しただけで、TOB価格は変えていません。まあ、現状の株価は800円以上になっており、どちらのTOB価格も超えています。この状況が続けば、ベインらがTOB価格を上げないと村上ファンドのTOBが成功してしまいそうです。

なお、以下は村上ファンドが今回の公開買付届出書に添付している残高証明書です。どうでもいいことですけど、三菱UFJ銀行を使っているんですね。