大人の対応＋一撃！

村上ファンドにいろいろと言われ、挙句の果てに敵対的TOBまで仕掛けられたのですから、東芝機械の経営陣や社員の皆さんは本当に大変でしょうね。

有事になると寝れません。寝れないというのは大げさですが、対応している間の平均睡眠時間はたぶん3時間くらいじゃないかと。寝てないからカリカリするんですよね。皆さん殺気立っています。

おそらく東芝機械の経営陣、社員は今そんな感じだと思います。でも有事だからこそ、いつも以上に冷静になる必要があります。冷静にならないと、とんでもない判断をしてしまうことがあるからです。

敵対的TOBを仕掛けられたことのない会社の皆さんは知らないですよね？TOBが終わったらアクティビスト・ファンドに経営権を取られてしまうかもしれない恐怖を。そりゃ怖いですよ。敵対的TOBの期間中、ガチンコで大ゲンカしてきた相手ですから、何をされるかわかりませんし、何よりも屈辱的です。

だからなんとか村上ファンドには出て行ってもらいたいと考え、有事導入の買収防衛策を準備し、発動したくなる気持ちもわからんでもないです。ただ、「本当に発動していいんだっけ？」「発動できる会社って、本当は特別決議が取れる会社じゃないんだっけ？」と今一度立ち止まって考える必要があります。

村上ファンドに一撃加えたいという思いもあるでしょうね。そうであればいい方法があります。アクティビスト・ファンドに従うのはイヤだけどなんとか一撃加えてやりたい！と思う方におすすめの「大人の対応＋痛恨の一撃作戦」です。

詳しくは明日のコラムで！！！