2020年02月07日

カイジ的世界観???オフィスサポートのツイッター

オフィスサポートのツイッターです。おもしろいですね。「カイジ的世界観」って。。。誰が書いているんでしょうか?

https://twitter.com/OS_CI11/status/1225018911625637888?s=19

こういったツイッターでの情報発信って、おもしろいやり方ですよね。どれくらいの効果があるのかはわかりませんが、こういう戦術もこれからの敵対的TOBでは検討の余地があるかもしれません。ただ、公開買付届出書に書いてあること以上のことを言っちゃったりしてしまうと、訂正の必要も出てきますよね?けっこう微妙なやり方だから気を付ける必要はありますね。でもおもしろいです。

1つだけ異論を申し上げます。オフィスサポートのツイッターで「必要な情報提供は公開買付制度の中で行えるのですから」とあります。これは違うと思います。確かに金商法では対象者が買付者に対して質問権を行使することができますが、実質的に機能していません。理由を言えば回答しなくて済みますし、その理由というのが「抽象的で具体的な質問じゃないから」とか「開示していないからダメ」といった内容でよいのですから。

しかしこのツイッター、おもろいわ~。それとオフィスサポートのツイッターはけっこう正しいことも言っています。例えば、

・そもそも公開買付けを始める60営業日前までに情報提供しろという話を公開買付けを始める2営業日前の夜に言われてもどうしようもないですよね

・このように、圧倒的に差別的な買収防衛策ですが、今回特にひどいのが、公開買付けの直前に取締役会決議で買収防衛策が導入されたことです。これでは事前予測のしようがないので、この方法が許されるなら、今後公開買付けの妨害し放題になってしまいます。日本経済のために良くないと思います。

おっしゃるとおりです。私は「情報提供と検討期間の提供くらいしてあげればいいじゃない」とは思っていますが、ただ、本音で申し上げると買付者にとって事前予測の仕様がないのはちょっとキツイですよね。オフィスサポートさんは日本企業にとってサポーティブな意見をおっしゃっていると思います。うん、社名通り。

ですから日本企業の皆さん!買付者が事前予測できるよう、事前警告型買収防衛策を平時からちゃんと導入しておきましょう!!

 

 

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