2020年03月09日

乾汽船、買収防衛策廃止の株主総会招集が許可されてしまったようです

乾汽船株式を28.15%を保有するアルファレオホールディングスが、買収防衛策廃止の株主提案をしたところ、乾汽船は適法性に疑義があるとして取り扱いませんでした。おそらくヨロズのケースを踏まえてのことでしょう。アルファレオホールディングスは東京地裁に対して、買収防衛策廃止を目的とする株主総会の招集許可の申し立てをしていました。東京地裁は、2020年4月17日までの日を会日とする乾汽船株式会社の株主総会を招集することを許可する決定があったそうです。以下、アルファレオホールディングスの公表資料です。

買収防衛策の廃止を議題とする株主総会招集が許可されたことのお知らせ(東証第一部証券コード:9308)

以下、乾汽船の公表資料です。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/9308/tdnet/1805212/00.pdf

決定文を見たわけではないので何とも言えないのですが、両社の違いは何でしょうか?今思いつくのは、ヨロズは定款変更をした上で買収防衛策を導入しているのに対して、乾汽船って定款変更まではしていなかったのでは?ということくらいです。

 

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