2020年08月19日
サードポイントがソニー株を大量売却
以下、今日の日経記事です。
さまざまな経営改革を要求していたサードポイントがソニー株を2020年4~6月期中に大量に売却したことが明らかになったそうです。「出て行ってくれてよかったですね」ではありません。重要なのは以下です。
サード・ポイントは米国の著名投資家ダニエル・ローブ氏が率いるアクティビスト・ファンド(物言う株主)。2013年5月にソニー株を保有していることを公表、競争力の高い映画などのエンターテインメント事業の価値を明確にするために、本体から分離して株式上場するよう迫った。ソニー側はこれを拒否、サード・ポイントはいったん保有株を14年までに全て売却した。 ただソニー株を再び取得すると画像センサーなど半導体事業の分離・独立と、上場子会社のソニーフィナンシャルホールディングス(SFH)の株式売却を求める文書を19年に公表した。今年1月にも投資家に同様の書簡を送っていた。 |
ソニーの株価が高くなったから売却したのであり、安くなったらまた買うでしょう。アクティビスト対策に終わりはありません。彼らは手を変え品を変え、ターゲット企業を追い込みます。
二度あることは三度あります。