2020年09月24日
東芝に関する気になる記事
日経ビジネスが以下の記事を掲載しています。
東芝が7月末に開催した株主総会の結果を巡る混乱が収まらない。車谷暢昭社長兼最高経営責任者(CEO)が薄氷の再選を果たしたが、その際に議決権がきちんと反映されなかったという指摘が複数の株主から相次いでいるからだ。この過程で三井住友信託銀行が東芝を含む約1000社の議決権集計で誤りを犯していたことが判明するなど、余波は広がっている。
まあ、これに関しては東芝に責任はありませんよね。私が気になっているのは以下です。
それによるとエフィッシモは7月の株主総会で1139枚の議決権行使書が有効としてカウントされていないこと、海外株主に対して議決権を行使しないよう財界の著名人を通じて圧力がかかったことが一部で報道されていることなどを問題視している。圧力に関しては、エフィッシモが独自にほかの数十社の東芝株主に対してヒアリングを行い、その結果、実際に議決権を行使できなかった株主が複数存在していることを確認したとも主張している。
「海外株主に対して議決権を行使しないよう財界の著名人を通じて圧力がかかったこと」って、どうやって???海外の機関投資家に「議決権を行使するな!」って圧力をかけられる財界著名人ってどんだけ実力持ってるんですか?しかも実際に議決権を行使できなかった株主が複数存在するってことは、圧力の効果があったということでしょうか?
どんな圧力欠けたのかぜひ知りたいですね。しかし誰がこの財界著名人に対して圧力をかけるよう依頼したのでしょうか?非常に気になります。
本当にこういったことがあったのであれば、エフィッシモが「独立した委員のみで構成される第三者委員会を設置し、今回の株主総会が公正に運営されていたかを調査するよう求めた」のも理解できます。