2018年10月30日
デサント社長「株買い増しは非常に困惑」 伊藤忠と主張平行線
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37102930Q8A031C1I00000/?n_cid=NMAIL006
タイトルの記事が日経に掲載されていました。デサントの石本社長は「「泥仕合は望んでおらず、詳細な言及はさけたい」としつつも「株買い増しは事前に伝えられておらず、非常に困惑している」と伊藤忠への不満を改めて述べた。」そうです。6月下旬には伊藤忠の岡藤会長とデサントの石本社長が会談、岡藤会長は「改善しなければ来年の株主総会で再任に反対する。株買い増しも検討する」と伝えたそうです。
双方の主張が平行線の中、伊藤忠は株式の取得を強行し、一方でデサントはワコールとの業務提携を公表します。
さて皆さん、次に何が起きるでしょうか???記事の最後に「それぞれの思惑が交錯する中、カギを握るのは伊藤忠だ。さらなる出資引き上げに動くのか、もしくは見切りをつけてデサント株を売却するのか。次の一手が注目だ。」とあります。
本当にカギを握っているのは伊藤忠でしょうか?お家騒動が起きた時、何が起きるでしょうか?UACJが人事でもめた時、エフィッシモが大量保有報告書を提出しました。今のデサントをめぐる動きに着目するアクティビスト・ファンドもいることでしょう。
お家騒動はいろんな人が注目しますので、あまりやらないほうがよいです。