2021年04月07日

東芝社長、英ファンドによる買収提案「取締役会で議論」

以下、日経の速報です。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODC070J80X00C21A4000000/?n_cid=BMSR3P001_202104070819

東芝の車谷暢昭社長兼最高経営責任者(CEO)は7日朝、英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズなどが同社の買収準備を進めていることについて、記者団に対し「提案は来ている」と述べた。そのうえで「(7日に開く)取締役会で議論する」と話した。

皆さん違和感ありませんか?経営陣に対して事前通告なしに買収提案がなされた場合、通常?、以下のような反応をする会社が多いのです。

http://www.tokyorope.co.jp/info/assets/pdf/20210121_release.pdf

本公開買付けの公表は、当社に対して何らの連絡もなく一方的かつ突然に行われたものです。当社といたしましては、今後、本公開買付けに係る公開買付届出書等の内容その他の関連情報を精査した上で、速やかに当社の見解を公表する予定です。株主の皆様におかれましては、当社から開示される情報に十分ご留意いただき、慎重に行動していただきますようお願い申し上げます。

一般的な日本企業はこのような反応をします。そして「ステークホルダーを混乱させたー!」「このような買収者と信頼関係は構築できないー!」「反対じゃー!」となります。しかし東芝はこのような日本的反応をすることができません。

なぜなら東芝の株主構成は外国人を中心とした機関投資家で構成されているからです。そしてたくさんのアクティビスト・ファンドが名を連ねています。感情的な反応、反対意見を示した瞬間に役員のクビが飛びます。次の株主総会で役員選任議案が否決されるでしょうね。

さて今日の取締役会で議論される方向のようですが、どうなるでしょうか?経済産業省はどうするのでしょうか?以下のような記事もあります。エフィッシモの議決権行使に関してはOKだったようですが、事情が異なりますので今回はどうするのでしょうか?

https://jp.reuters.com/article/exclusive-toshiba-effissimo-idJPKCN25402F

 

 

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