2018年12月17日
村上ファンドがエクセル株を買い増し
本日2018年12月17日、村上ファンドがエクセルの変更報告書を提出しました。エクセルは村上ファンドが業界再編を主張している半導体商社です。保有割合は33.43%から34.49%に上昇しました。
1月11日 | 25.29% |
2月8日 | 26.47% |
3月1日 | 27.52% |
4月2日 | 28.55% |
4月27日 | 29.23% |
7月6日 | 30.21% |
8月16日 | 31.25% |
10月22日 | 32.40% |
11月12日 | 33.43% |
12月17日 | 34.49% |
保有主体別の保有割合の変化は以下の通りです。
㈱C&Iホールディングス 8.14%⇒8.14%
野村絢 0.53%⇒0.53%
㈱オフィスサポート 6.24%⇒6.24%
福島啓修 1.96%⇒1.58%
㈱シティインデックスサード 5.99%⇒6.36%
㈱南青山不動産 8.82%⇒8.82%
㈱レノ 1.76%⇒2.82%
さて、村上ファンドはどこまで買うのでしょうか?3月末まであと3か月ほどあります。同業の黒田電気や三信電気は38%程度まで買われました。1か月に1%ずつ増えていくとして、3月末には38%程度になっている可能性があります。そうなると、村上ファンドが来年の株主総会に向けて株主提案などをした場合、可決される可能性が高まります。
ちなみに、村上ファンドのエクセル株の平均取得価格は、取得総額7,121,280千円、保有株数3,134,400株のため、2,272円です。以下、エクセルの株価推移です。
今日の終値は1,969円ですので一見、含み損状態ですが、実際には村上ファンド内で株式の移動があり簿価が上がっているだけなので実際には儲かっています。
さて来年の株主総会で株主提案をするでしょうか?