2021年11月29日

旧村上ファンドが三井住友建設の大量保有報告書を提出

先日以下のニュースをアップしましたところですが、本日、旧村上ファンドが三井住友建設の大量保有報告書を提出しました。

旧村上ファンドは三井住友建設の株も保有しているようです

保有株数8,405,700株、保有割合5.17%です。内訳は、シティインデックスイレブンス5,986,600株/3.68%/2,730,674千円、野村絢氏2,419,100株/1.49%/1,026,435千円です。1株当たり447円で取得していることになります。

すでに2021/9中間期末の大株主の状況に登場していますので、「うわ!旧村上ファンドに買われた!」と驚いたわけではないでしょう。ただ、後日まとめますが、三井住友建設は安定株主比率の低い会社ですから、これから大量に買われてしまうリスクがあります。一方、最近の旧村上ファンドは大量保有報告書を提出した後、株価が急上昇すると売却する動きも見せていますので、これからどこまで買われるかはわかりません。

ただ、株価が11月10日に急落していますね。

11月9日大引け後(15:00)に決算を発表したものの、22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は152億円の赤字(前年同期は63.6億円の黒字)に転落したそうです。また、通期の同損益を従来予想の160億円の黒字→108億円の赤字(前期は130億円の黒字)に下方修正しました。

旧村上ファンドの登場を受けて明日の株価がどう反応するか?ですね。

 

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