平時型買収防衛策を導入する会社がちょっと増えてきました？？？

ニッチツという会社が平時型買収防衛策の導入を公表しましたが、それに続き象印マホービンも導入を公表しました。そしてまた、川上塗料という会社も導入を公表しました。

そして、クックパッドまでもが導入を公表しています。クックパッドは昨年2021年12月24日に公表していたようです。3月株主総会にかけるようです。

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120211224560881.pdf

なんだかちょっとずつではありますが、平時型買収防衛策が見直されつつあるように思います。これだけ「有事型」買収防衛策の発動が増えると「うちに買収提案がなされた場合、有事型で対抗すればいいのか？」と考える会社も多いでしょうし、有事型の発動が増えたことによってあらためて買収防衛策の必要性を議論し始めた会社も増えているでしょう。

私はみなさんに平時からの企業防衛に関する議論、平時型買収防衛策の必要性についての議論と導入をしていただきたいと思っています。そして買収防衛策の限界を知り、最終的には企業価値を高めて狙われない会社になっていただきたいと思っています。