2019年01月26日

持ち合い株、戻りの重荷

2019年1月26日の日経記事です。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40479830V20C19A1EN1000/

25日の東京株式市場では半導体や電子部品株が買われた一方、陸運や医薬、建設など内需株への売りが目立った。相場全体が戻りを試す中でこうした銘柄が振るわない理由の一つが、純投資以外の目的で株式を保有するいわゆる「持ち合い株式」の多さだ。2019年3月期から企業は政策保有株について有価証券報告書で詳しい開示が求められる。投資家の視線が厳しくなっている。

記事の冒頭にこのように書かれています。

さて皆さん、なぜ皆さんは持ち合いをしているのでしょうか?持ち合いの目的は何でしょうか?株主のために持ち合いをしているのでしょうか?

違いますよね?株主のために持ち合いをしているのではありません。持ち合いは株主以外のステークホルダーのためにしているのです。保身でもありません。

持ち合いも目的をもう一度きちんと見直してみてください。目的をよく考えなおせば、持ち合い解消には進まないし、進んではいけないはずなのです。

何のために我々は持ち合いをしてきたのか?株主至上主義に振り回されて、本来の持ち合いの目的を見失わないことが大切ですよ。

 

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