2019年04月26日
廣済堂が村上ファンドのカウンターTOBに対して中立の意見を表明
廣済堂が村上ファンドのカウンターTOBに対して、意見表明をしました。詳細は以下をご覧ください。
意見の内容は、TOBに対する意見は中立、TOBに応募するかどうかは株主の判断に委ねる、というものです。ベインらによる当初のTOB価格は610円、引き上げ後が700円。それに対して村上ファンドのカウンターTOB価格は750円です。
廣済堂の役員や従業員は、レノや村上世彰氏と複数回におよぶ面談もしたそうです。一度価格の安いベインらのTOBに賛成したしまった以上、価格の高い村上ファンドのTOBに反対とは言えない状況のようですね。
なお、村上ファンドのTOBは令和元年5月10日(金)までです。ベインらによる再度のTOBはもうないのでしょうか?だとすると、村上ファンドのTOBが成立してしまうかもしれません。もちろん、株価次第では村上ファンドのTOBにも応募が集まらない可能性はあります。
MBOなんてやらなきゃよかったですね・・・。