2019年04月26日

廣済堂が村上ファンドのカウンターTOBに対して中立の意見を表明

廣済堂が村上ファンドのカウンターTOBに対して、意見表明をしました。詳細は以下をご覧ください。

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS01383/814ef712/d023/4edf/b704/d19f302e59ef/140120190409401863.pdf

意見の内容は、TOBに対する意見は中立、TOBに応募するかどうかは株主の判断に委ねる、というものです。ベインらによる当初のTOB価格は610円、引き上げ後が700円。それに対して村上ファンドのカウンターTOB価格は750円です。

廣済堂の役員や従業員は、レノや村上世彰氏と複数回におよぶ面談もしたそうです。一度価格の安いベインらのTOBに賛成したしまった以上、価格の高い村上ファンドのTOBに反対とは言えない状況のようですね。

なお、村上ファンドのTOBは令和元年5月10日(金)までです。ベインらによる再度のTOBはもうないのでしょうか?だとすると、村上ファンドのTOBが成立してしまうかもしれません。もちろん、株価次第では村上ファンドのTOBにも応募が集まらない可能性はあります。

MBOなんてやらなきゃよかったですね・・・。

 

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