2019年06月14日
政策保有株に関する記事
6月12日の日経15面にある変わる総会(2)政策保有株 機関投資家の目厳しくに「クボタは17~18年に188億円の株式を売却した。カゴメや資生堂も保有株縮減を進めている。セイコーホールディングスは19年度以降、資本コストを踏まえて検証、結果を開示する方針だ。」とあります。
この3社はそれぞれ政策保有株式を売却してもよい理由、売却しなくてはならない理由があります。おそらく売却する株式もきちんと精査し、自社の安定株主比率に悪影響が出ないよう選別しているのでしょう。
いらない株は売る、必要な株は残す。当たり前ですけど、政策保有株の売却にはそれなりのきちんとした戦略が必要です。あと、「当社は政策保有株をがんばって売却してますよ!」というファイティングポーズをとることも重要です。