2019年06月27日

八十二銀、エプソンと共同IR説明会

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46613090W9A620C1L31000/

本日の日経31面に掲載されていた記事です。と言っても、皆さんはご覧になっていないはずです。なぜなら31面は長野県の記事ですので・・・。

記事の主な内容ですが、

八十二銀行は投資家向け広報(IR)活動を拡充する。7月下旬に個人投資家を対象にした説明会をセイコーエプソンと初めて共催する。異業種と連携してIR説明会を開くことにより、銀行業以外に関心があった個人投資家の開拓につなげる。共同IR説明会は7月18日に長野県松本市で開催する予定だ。定員は80人程度。八十二銀の湯本昭一頭取、エプソンの碓井稔社長が出席する。IR説明会の共催には三菱UFJモルガン・スタンレー証券も名を連ねる。これまでは八十二銀の子会社、八十二証券(同県上田市)が参加していたが、窓口になる証券会社を変更することで、三菱UFJモルガンの顧客層である投資家にも開拓の裾野を広げる狙いだ。

とあります。このテーマは何度かコラムにしたことがありますが、はっきり言って個人投資家向けIRで個人株主を増やすことなど不可能です。正確に言うと、個人株主を増やすことはできるかもしれないが、コストに見合わないということです。

80名程度の個人投資家を招いた説明会をやって、いったい何人の個人投資家が八十二銀行の株を何株買うのでしょうか?この説明会を開催するコストはいくらかけているのでしょうか?

はっきり言いますが、個人投資家向けIRほどムダなことはありません。やる意味がありません。

 

このコラムのカテゴリ

関連する
他のコラムも読む

カテゴリからニュースを探す

月別アーカイブ