エーザイは取締役会決議で買収防衛策を継続している会社です。多くの会社が株主総会決議で導入・継続していますが、エーザイは頑として取締役会決議で継続しています。私は、それでまったく問題ないと思いますし、むしろいいと思います。
続きを読むさて議場で拍手をせず意外な賛成率に終わってしまった大戸屋の株主提案ですが、まあ、拍手をしたとしても株主提案が可決されることはありませんでした。ただ、賛成率は15.50%ではなく、42%くらいはありました。では詳しく分析しましょう。
続きを読むさてほとんどの機関投資家が反対するようになってしまった買収防衛策ですが、なぜ機関投資家は買収提案を検討するための情報と時間を確保するためのルールなのに、かたくなに反対するのでしょうか?それを考えれば、「じゃあこういう仕組みにすればいいんじゃ ...
続きを読む「何を言っているんだ、コイツは?」と思ったかもしれませんが、株主総会の時期だからこそ来年の株主総会のことを考え始めなくてはならないのです。正確に言えば、7月から来年に向けて検討を開始したほうがよいでしょう。
続きを読む6月25日(木)が大戸屋の株主総会です。コロワイドの株主提案は可決できるでしょうか?大戸屋の株主が合理的であれば、株主提案は可決できません。「TOBの条件が明らかにならないとダメ」と考えるからです。しかし大戸屋は事前に準備しておけば、このよ ...
続きを読むさて、コロワイドが考えているかもしれない大戸屋買収の裏ストーリーを想像してみましょう。案外、当たっているような気がします。まずコロワイドは、なんとか金をかけずに大戸屋を買収しようと考えているのではないでしょうか?株主提案を可決させて、取締役 ...
続きを読む以下の日経記事で今年新たに買収防衛策を導入した企業について報じられています。では、なぜこれらの会社が新規で導入したのか、なぜ可決可能と考えているのかを分析してみましょう。
続きを読む来年以降の検討課題としてですが、買収防衛策導入企業は社外取締役をそろそろ過半にしてはどうかと私は思っています。なぜなら、さすがにムリがあるだろうと思うからです。また、これ以上抵抗するのも時間のムダのようにも思います。以下、その理由と具体策で ...
続きを読む以下、以前日経が報道した買収防衛策と株価の関係ですが、結論は「相関を分析するのは不可能。なぜなら買収防衛策の継続・廃止だけを公表している会社は少ないから」です。いくつか事例を見ながら検証してみましょう。
続きを読む昨日の日経11面にあった以下の記事ですが、いろいろと興味深いことがあります。この記事を読んでまず思ったのが、以下のことです。
続きを読む一般的に考えると、株主提案においては会社側が有利です。特に大戸屋の場合、コロワイドがすでに約19%の株式を握ってはいるものの、大戸屋ファンの株主もいるでしょうし、白紙で投票する個人株主も多いでしょうからね。ただ、「最終的」にはコロワイドが勝 ...
続きを読む6月13日の日経13面に以下の記事がありました。持ち合いに関して痛烈に批判されていますが、持ち合いってそんなに悪いことではありませんよ。持ち合いをやっている理由って何ですかね?経営陣の保身ですか?違います。会社を守るためにやっています。
続きを読む昨日の日経に「環境アクティビスト現る」という記事がありましたが、これからはいろんなアクティビストが出現する可能性があります。そのようなアクティビストに対応するためには安定株主の存在が重要になってきますが、皆さんの安定株主比率は低下しています ...
続きを読む東芝機械に敵対的TOBをしかけるも、大敗してしまった旧村上ファンドですが、もうあきらめたのでしょうか?打つ手はあると思いますが、それに旧村上ファンドは気づいていないのでしょうか?では、以下、攻め方をご説明します。
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