小林製薬の定時株主総会の結果が出ました。おもしろいことがわかります。

3月19日は牧野フライスが対応策を公表したり、BASEという会社がメルコの牧社長に対する有事型買収防衛策を導入したり、旧村上ファンドがスタンレー電気の大量保有報告書を提出したりするなど盛りだくさんな一日だったのですが、中でも衝撃的だったのは ...

以下、小林製薬の臨時株主総会における議案賛成率です。

牧野フライスがニデックに対して第2回目の質問を提出しました。1回目の質問に対する回答でニデックはこのようにシナジーについて具体的には回答しませんでした。以下、1月31日にニデックが公表した回答書です。

前回のコラムで牧野フライスが今考えているであろうことをご紹介しましたが、でもそれだけだとTOBが成功してしまう可能性があります。可能性としてはどれくらいかわかりませんが、具体的にこういう戦い方を選択する可能性があります。その内容と理由は以下 ...

2回にわけて説明しますが、今回は牧野フライスの下準備を解説します。牧野フライスが今考えていることは大きく2つ。

たぶんこんな感じでしょうね。

とりあえず、ニデックの買収提案の項目とそれに対する牧野の要望、ニデックの反論と更なる牧野の要望を以下列挙し、牧野の思惑・狙いを想定します。

なかなか日本の会社に株主提案をしても通らないのはよく知られた話ですが、おそらく花王についても、通すのはなかなか難しいとは思います。以下花王の株主構成と上位株主です（2023/12期末のデータ。2024/12期末のデータはまだわかりません）。 ...

昨日は長いコラムを送ってしまいすみません。そこでもお伝えしました通り、牧野フライスは非常に安定株主比率の低い会社です。

牧野フライスの特別委員会がニデックに要望書を送りました。TOBの開始時期や買付予定数の下限の変更を求めるものです。内容を見ると・・・牧野フライス、怒ってますね。そりゃ当たり前ですよ。ニデックが牧野フライスへの敵対的TOB(提案)を公表したの ...

もちろんまだ牧野フライスが抵抗するのかどうかはわかりませんし、TOB価格が高いので万歳する可能性はあると思いますが、それだとつまらないですよね。私は「牧野フライスは徹底的にニデックに抵抗してくれる！」と期待しながら、牧野フライスの対抗策を想 ...