2019年2月

伊藤忠の敵対的TOBについてマスコミが報道するのは「敵対的TOBは日本に根付くか?」という点です。コラムでも取り上げたことがありますが、日本企業の安定株主比率が低下し、あの会社が買えるかもしれないと考えれば躊躇なく敵対的TOBを選択する事業 ...

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同じ自己株TOBを選択した三信電気と新明和工業ですが、結果は大きく異なりました。三信電気は村上ファンドの手残り株が多数発生し、かつ、TOB終了後に買い増されている状況です。一方、新明和工業は村上ファンドの手残り株は発行済株式総数の5%を切っ ...

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村上ファンドに投資されたら、いったい何をすれば出て行ってくれるのだろうか?答えは簡単です。彼らが想定する以上に株価を上げてあげれば出て行ってくれます。「その水準はどれくらいだ?」 さていくらにすれば出て行ってくれるのでしょうか?ちゃんとした ...

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まずは今回の村上ファンドによる廣済堂に対する投資の状況をおさらいしましょう。廣済堂がMBOを公表したのは2019年1月17日で、村上ファンドが大量保有報告書及び変更報告書の提出状況、保有株数、取得金額は以下の通りです。

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さて、誰も話題にしていない廣済堂ですが、MBOの実施を2019年1月17日に公表しました。そして村上ファンドが2月4日に保有割合5.83%の大量保有報告書を提出しました。その後、2月5日提出8.31%、2月8日提出9.55%になりました。こ ...

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お客様から以下のブログを教えていただきました。書いてある内容はおおむね正しいと思いますが、以下、私の考えを記載いたします。

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第一報を抜いたのが「日経」ビジネスだからです。以下、日本で起きたある敵対的TOBのケースです。

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森濱田松本法律事務所の石綿弁護士が2019年2月6日の日経「十字路」に寄稿された内容です

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漢字で書くとわかりにくいですね。ミズノが買収防衛策の廃止を公表しました。

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伊藤忠に敵対的TOBを仕掛けられたデサントの対応について、あるお客様から興味深いご質問をいただきました。 お客様:ねえ鈴木さん、なんでデサントは取締役会決議で買収防衛策を導入しなかったのかねえ。不思議なんだよねえ。伊藤忠に市場で買い増 ...

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留保の意見表明を行わず、質問権も行使せず、いきなり伊藤忠のTOBに対して反対の意見表明をしました。王道のやり方とは違いますが、まあアリです。敵対感が醸成できます。世の中の人は質問権なんて知らないでしょうからね。では、デサントの反対意見の内容 ...

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