2016年11月09日

No.18 トランプと今後の日本マーケットとアクティビスト

本日、トランプが勝利しました。びっくりしました。

 日経平均は、前日比919円安の16,251円でした。18:15現在の先物は16,760円と持ち直している状況です。ただ、本日のヨーロッパやニューヨークの状況次第では明日もどうなるでしょうか。

 今後の世界の株式マーケットは不透明さが増す一方ではないでしょうか?トランプが本当に掲げた公約を実行するのかどうか。疑心暗鬼の状態が続くような気がします。

 こういった疑心暗鬼状態のマーケットには、なかなか手を出しにくいのではないかと思います。特に、日本のマーケットは最近ブレが大きいです。海外の機関投資家は入ってきにくい状況ではないでしょうか?

 では、個人投資家はどうでしょうか?株価下落局面においては個人投資家は買い増します。いわゆる逆張りの投資家だからです。でも、現在のマーケットにおいてはどうでしょうか?いくら逆張りの投資家とは言え、ちょっと個人投資家は手を出しにくい状況ではないかと思います。

 こういう状況において手を出す投資家とは???アクティビストではないでしょうか?以下は今年の7月にNHKクローズアップ現代で報道されていたものです。

http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3845/

 村上さん自身は表立っての活動は控えていらっしゃるようですが、エフィッシモの行動は活発化しています。村上さんは最近の日本の株式市場について「チャンスですよ!」と明言していらっしゃいます。

 トランプの勝利=日本におけるアクティビストの活発化、とは言い切れませんが、ちょっと注意したほうがよいタイミングかと思います。株価次第では、「買い場!」と捉えるアクティビストは結構いるのではないでしょうか。

 

このコラムのカテゴリ

関連する
他のコラムも読む

カテゴリからコラムを探す

月別アーカイブ