2017年12月22日

No.235 教科書から坂本龍馬が消えるそうです

「坂本龍馬、教科書に残して」高知知事が発言

http://www.asahi.com/articles/ASKD15Q0MKD1PLPB019.html

もう歴史の教科書など読んだ記憶もなくりつつありますが、坂本龍馬が「歴史上の役割が大きくない」として削られたそうですね。特に私は坂本龍馬フリークという訳ではありません。NHK大河「龍馬伝」を見たり、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を読んだりして得た知識しかありません。今日のコラムはぜひ、暇つぶしに読んでいただけたら幸いです。

私、NHK大河を見るようにしています。あと、私の履歴書も読むようにしています。その昔、野村證券の上司から「NHKの大河を必ず見ろ!私の履歴書も必ず読め!なぜなら経営者は必ず見ているし、読んでいるからだ」と教えられたからです。まあ、最近は大河も私の履歴書も内容次第では見なかったり、読まなかったりですが・・・。今月の江夏さんの履歴書は読んでいます。

「龍馬伝」は見ました。放送されたのは2010年ですから、もう8年近く前ですね。「竜馬がゆく」を読んだのも随分前です。私、大河ドラマを見るときは、何かしら得られるものがないかどうかを意識して見るようにしています。「龍馬伝」から得たものは、「坂本龍馬は優秀なM&Aアドバイザーである」ということです。歴史的には、坂本龍馬は優秀な商社マンと見る向きが強いかもしれませんが、私は坂本龍馬を私の同業者であると捉えました。なぜでしょうか?

薩摩と長州をくっつけたから、です。犬猿の中であった薩摩と長州を討幕の名のもとに協力させました。ある意味、薩摩と長州を合併させたということです。なかなか優秀なM&Aアドバイザーと言えます。なかなか現代でできることではありません。まあ、もちろん、現代で薩摩と長州の両方のアドバイザーになるには、コンフリクトが生じますからムリな話ではあるのですが。

昨年の真田丸も見ていましたが、どうも・・・。30年前に見た水曜大河「真田太平記」の方が好きなのです。池波正太郎の方が好きなんですよね。真田丸から私が感じたことは「華々しく散るよりも、長生きした方がよいことがありそうだ」ですかね。

今年の大河は・・・おもしろい恋愛ドラマですね。何も考えずに見てしまいました。ただ「戦をせぬための戦」というフレーズは好きです。自分の仕事に通じるものがあるからです。顧客を有事の状態にしないことが私の仕事ですから。まあ、自分が阿部サダヲに似ているから見たのかもしれません・・・。

来年は「西郷どん」です。来年に備えて今さらですが「飛ぶが如く」を読もうと思います。買ってはみたものの、長くて・・・。

今日のコラムはこれにておしまいです

 

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