2024年05月13日

No.1760 ローランドDGvsブラザーのケースを誤解している人が多い

ローランドDGのMBOに待ったをかけ、敵対的TOB(予)に踏み切ったブラザーですが、ローランドDGの「ブラザーに買収されたらディスシナジーが発生する!」という主張に対して「100%買収なのにそんな反論でいいのか?」「経産省の指針を踏まえてこんな反論でいいのか?」とおっしゃる方が多いのですが、みなさん大変な誤解をしています。ローランドDGの対応にはまったく問題がありません。むしろブラザーのやり方があまりにもヘタクソだったということなのです。ちなみにローランドDGもそう大したことはしていません。「そんなあやうい方法でよく逃げ切れたね」という感じですね。では詳しく解説します。また、ブラザーもこんなやり方をせずに、もっと堂々とすればよかったと思いますよ。今からでも勝てるのでもう一回提案したらどうですか?なおMBOの期限は5月15日(水)までなので、遅くとも5月14日中には新たな提案を公表する必要はありますが・・・。

こちらは有料会員限定記事となります。

有料会員になると続きをお読みいただけます。

 

このコラムのカテゴリ

関連する
他のコラムも読む

さきほどのコラムの続きです。まあ規模の小さい敵対的TOBではありますが、投資のチャンスであることには違いありません。これからこの敵対的TOBを巡る動きがどうなるかを解説します。まず敵対的TOBの流れをおさらいしましょう。

続きを読む

当社は盾を作っている会社だと思われていますが、当然、盾を作る以上は矛も想定します。先日の以下のコラムで「こうやればセブンは防衛可能」という趣旨の内容をまとめましたが、逆に「じゃあどうやれば買収可能なのか?」という視点も忘れてはいけませ...

続きを読む

以下のようにニデックが牧野フライスの買収防衛策を「(対抗策が許容されれば)経営陣の意に沿わない買収提案がたやすく阻害される。当社に甚大な経済的損害を被らせる劇薬」と批判していますが、牧野フライスが導入した買収防衛策は単なる時間確保だし...

続きを読む

カテゴリからコラムを探す

月別アーカイブ