No.2375 株主提案制度、改正しないほうがいいんじゃないの???
ホントに株主提案制度を改正していいのかなあ、と私はずーっと思っています(このコラムもABEMAに出る前に書いたものです)。ていうか私は「株主提案制度を改正する必要などなし」と考えている派です。だって濫用的な株主提案なんてそれほどありますか?
「いよぎん阿鼻叫喚HD!」
いや、あんな議案、年に1本か2本じゃないの?それにあれ、株主還元が少ないことに対する単なる皮肉でしょ?提案理由に「26年3月期予想。いよぎんHD純利益660億円・株主の配当額60円。四銀純利益170億円・ 配当金60円。ケチ根性丸出し。徹底する低配当。配当金は年200円でも出せる。剰余金を役員会 が湯水のごとく」って書いてますから。
「野村を野菜ホールディングスに!」 まあ、こんなのはほっときなさいよ笑 でもあれも全般を見ると株主提案の理由もわかる。
「300個で提案できるなんて日本はハードルが低い!」
いや、だったら株式併合して1株の株価を上げたら?ファーストリテイリングの株価は85,000円なので、株主提案をするには85,000円×30,000株=25億5,000万円必要です。ちなみに東京エレクトロンだと21億円。個人株主がお気軽に株主提案できませんね。
そもそも最近の上場会社は「個人株主を増やしたい!」「安定株主に代わる準安定株主として個人株主に持ってもらおう!」って考えて株主優待だの売出しだのをやっているんでしょ?なのに個人株主が株主提案をしたら「けしからん!」「30,000株買ってお気軽に株主提案ができるのはおかしい!」って言いだすのはダメでしょ?個人株主は増えてほしいけど株主提案はダメってのは都合がよすぎです。
私は基本的に上場会社にアドバイスをすることが多いですが、ダメなもんはダメと言います。というのもそもそも今回の株主提案制度の改正、上場会社はしんどくなる可能性がありますよ・・・。では以下の記事をご覧ください。
