2017年10月26日

No.196 最近困っています・・・

 コラムのネタに、です・・・。毎日書いているとさすがにネタが枯渇してきます。「毎日じゃなくてもいいんじゃないの?」とおっしゃるかもしれませんが、毎日書くことに意味があります。その昔、どの媒体だったか、また、正確な内容を忘れましたが、大手有名法律事務所が、規模が小さくても敵対的買収のアドバイザーをつとめている、という記事がありました。その理由は「将来の大買収時代に備えて、規模の小さな案件であっても対応して、経験を積んでおかなくてはいけないから」というものです。私も同じ感覚で、頭の中で一人ディスカッションをしながらコラムを書き、腕が落ちないようにしています。

 例えば、ソレキア。非常に規模の小さな案件です。敵対的TOBを仕掛けられる前のソレキアの時価総額は20億円もありませんでしたから。でもコラムで取り上げました。久しぶりに日本で起きた敵対的TOBであり、大和証券やアンダーソン毛利がアドバイザーをつとめ、ホワイトナイトで富士通が登場しました。規模は小さいけれども、チェックしておかなくてはいけない案件だからです。

 本当は当社として、ソレキアの案件に関わるのが一番よいのですが、いかんせん、ソレキアとの接点がありません。ソレキアは大和主幹事の会社ですし、私が野村證券に在籍していたころ行ったこともありませんから。ソレキアのケースにアドバイザーとして関与できない以上、どうすればよいか?どうすれば顧客に価値ある情報を提供でき、かつ、自分のレベルアップにつなげられるか?

「そうだ!ソレキアの株、買おう!」です。自分のお金を投資していれば、誰よりも真剣に日々、ソレキアと向き合います。ある意味、アドバイザーである大和証券よりも真剣に見ていたと思っています。そして、私の見立て通りになれば、お客様からお褒めの言葉をいただきます。そして、見立て通りになれば、株式売却益というボーナスを得ます。何よりも、身銭を切って投資していますから、ソレキアの経営陣並みに真剣に対応します。ソレキアの経営陣より真剣に考えたと思います。

といった感じで、皆様に提供するネタを日々真剣に検討し、時には体をはっております。グダグダと長く書きましたが、何を言いたいかというと・・・すみません、ネタに困っているので、皆さん、お題をください。よろしくお願いします。今日のコラムはコラムになっていませんが、以上です。

 

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