徹底的に戦う場合は、私には作戦が3つあります。そのうち2つの作戦はここで披露するのは控えます。今回は3つのうちの1つをご説明します。

機能したのは東芝機械、富士興産、東京機械製作所、東京ソワールでしょうか？では機能しなかったケースは？これ、実はたくさんあります。皆さんが気づいていないだけで、有事型買収防衛策が機能しなかったケースは以下のとおりです。

旧村上ファンドは住友大阪セメントの大量保有報告書・変更報告書を提出したものの、株価が上がるとすぐに売却しました。一方、ホシデンもすぐに売却したと思われたものの、また買い増ししてきました。ホシデンの株価等の状況は以下のとおりです。

私知らなかったんですけど、以下をご覧ください。

旧村上ファンドが大量保有報告書を提出したコスモエネルギーHDですが、おそらく対抗策として200億円の自社株買いを公表しました。旧村上ファンドはどうしているのでしょうか？

ゼネコン業界を時価総額順に並べてみます。各社の状況を見ると非常に興味深いことがわかります。

私、自分の考え方がズレていないかどうかよく妻に確認します。業界外の人から見て違和感のない対策かどうかや業界外の人が理解できる内容かどうかを聞くんです。セントラル硝子のことを話してみたら、興味深い発言がありました。

旧村上ファンドが相対でシルチェスターから株式を取得し、25.35%も保有されてしまったセントラル硝子ですが、今後を想定してみます。

こういうタイトルにすると悲観的でもう助かる方法がないように思えますが、まだ方法はあると思いますよ。ただし、経営陣の覚悟が必要ですが。

シルチェスターがセントラル硝子の変更報告書を提出し、保有していた株を旧村上ファンドに売却したことがわかりました。想定どおりとは言いませんが、以前からこのリスクについて私は申し上げてきました。

コスモが決算発表をし、同時に200億円規模の自社株買いの実施を公表しました。株価が急騰しましたので、旧村上ファンドがコスモ株を売却するのかどうかが注目ポイントになります。そこで見比べてみたいのが以下です。