2025年09月03日

No.2114 (特別コラム)あすか製薬HDのダルトンに対する有事型買収防衛策が示すこと

ダルトンを対象とした有事型買収防衛策を導入したあすか製薬HDですが、ダルトンがルールに則って「30%程度まで株を買う可能性がある一方で、買わなかったり、売却したりする可能性もあるけど意向表明を出します」という訳の分からん、迫力に欠ける意向表明を提出しています。ルールに則ってあすか製薬が質問をしたところダルトンのローゼンワルドさんがあすか製薬の社長のみをあて先としたメールを送ってきたそうです。まあ、ここらへんからして脇が相当あまい。
みなさん、一度その内容を見てください。「なんとレベルの低いメールだ」と唖然とします。ダルトンはいつからこんなにザツなアクティビストになってしまったのか、ある意味、残念です。フジにも株主提案をしておきながら、株主総会にも来なかったし・・・。いろいろと株主提案も間違ってたし。
一方で、これ、上場会社は「ははーん、ダルトンに買われても有事型買収防衛策で対抗すればいいんだな!」と絶対に考えてはいけないのです。多くのアドバイザーが「あすか製薬の事例を見ましたか?時代は平時型ではなく有事型なのです!」ということを言うと思いますが、それは本件の本質を見えていない人が言うことです。
あすか製薬vsダルトンの本質は、これです。

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