2019年01月15日

No.500 僕の尊敬する人は・・・

やっとコラム500回を達成しました。2016年9月にはじめてから約2年4か月かかりました。最初のころは1本につき複数のコラムをお送りしていましたので、実際にはもっと早くに500回を達成していたのかもしれません。最初のころは内容に自信も持てなかったので、探り探りでやっていました。500回にたどり着くまでにいろいろと苦労もありました・・・。

なーんて、実はさほど苦労はしておりません!当然ですが、独立してお客さんができなかったら?いなくなってしまったら?という不安は常にありますが、苦労はしていません。本日のコラムはあまり内容がなく私の感想ですので、お時間のあるときにお読みください。

苦労をしているというつもりはまったくありません。幸運なことに一生やりたいと思える自分の好きなことを見つけました。もちろん、毎日ネタを考えるのに苦労することはあります。毎日散歩しながらネタを考えています。考え事をしながら散歩しているのでクルマにひかれそうになったこともあります。村上さんも同じような経験があるそうです。

皆さんご存知の通り、私は村上ファンドが嫌いです。なぜかと言うと、言っていることとやっていることが違うからです。「お金もうけをすることは悪いことですか?」 悪いことなどではありません。私たちの年金も株式運用で賄われている部分があります。株式運用やそれによるお金儲けは否定されません。悪ではなくむしろ善です。村上さんが批判されるのは、口先では「日本企業のコーポレート・ガバナンス改善!」とか「業界再編が必要!」とか言っているくせに、金が儲かるとなると言っていたことをやらずに即座に株を売ることがあるからではないでしょうか。株式市場で声高に自説を主張し、たくさんの投資家をその銘柄に引き寄せ、株価が上がったら売り抜ける。言っていることを完遂しないのに、株価が上がりさえすれば売り抜けて逃げていくように見える。ここが批判されるポイントでしょう。だから私は村上ファンドが嫌いです。なお、エフィッシモは嫌いではありません。彼らは単なる投資家です。業界再編の必要性や日本企業のコーポレート・ガバナンスなど語っていません。純粋に利益を追求していますから、嫌いになりようがありません。

村上さんが純粋に日本企業のコーポレート・ガバナンス改革や業界再編の必要性について主張しているのならば、志は私と同じと捉えます。当社の中長的な経営方針は「顧客企業が正当に株式市場で評価されるよう貢献し、ひいては日本の株式市場の活性化に資すること」です。もしかしたら村上さんと私はやり方は違えど目指しているところは同じなのかもしれない、と思いたいですが、、、まあ違うでしょうね。

では、話をタイトルの内容にします。私、ピカソが好きです。作品を見たことは少ないですが、将来、ZOZOの前澤さんのように数十億円のピカソの絵画を買おうと思っています。なぜピカソが好きかというと、

https://ameblo.jp/tokyo-flower-jelly/entry-12283522082.html

私には「数」へのこだわりがあるからです。上記ネット情報の正確性はわかりませんが、ピカソは生涯で14万7,800点の作品を手掛けたそうです。私なんぞは2年4か月で500点ですから、まだまだです。

私は最初から数にこだわりました。野村證券時代からです。営業マンではありませんでしたが、顧客企業を数多く訪問することを重視していました。上司からは「もう数をこなすことはいいから、質にこだわれ」と言われたこともあります。独立してからは、数にこだわりつつも質をいかにあげればよいか、もしかしたら数ではなく質を重視したほうがいいのではないかと散々悩みました。でも、今のところはまだ数にこだわりたいと思っています。質にこだわってコラムを書いてみようとしたこともあるのですが、筆が止まってしまうのです。質にこだわってコラムを作ろうとすると、けっこう先に進めなくなってしまうのです。コラムを数多く作成する中で、腕を磨いていく中で、たまに質の高いものが生まれるのではないかと考えています。以下のような調査結果もあるようです。

https://www.jimpei.net/entry/post-7933

コラムを読まれた皆さんは「前にも同じようなことを言ってなかったっけ?」と感じることもあるかもしれません。申し訳ないのですが、何卒ご了承ください。前にも同じことを書いたよなあと思いながら書いています。でも皆さんもすべてのコラムを覚えている訳ではないですよね?何度も何度も同じことを主張しないと、皆さんの考え方も変わらないと思っているところもあります。繰り返し主張することで、そして同じ内容を手を変え品を変え主張することで、皆さんの考え方が変わるのではないでしょうか?

今皆さんは「持ち合い=悪」と考えていると思います。もしくは「必要悪」と。私は持ち合い=悪とは思っていません。会社全体のステークホルダーの利益を考えれば、むしろ善です。私が一度や二度、持ち合いは悪いことではないのですと主張したところで、今のところ株主至上主義が蔓延し始めた日本企業の考え方は変わらないでしょう。なぜ持ち合いは悪ではないのかを、いろんな事例や考え方を示しながら主張しないと、皆さんの見方は変わりません。

ですので、当面私はコラムの数にこだわり続けます。次の目標は1,000号です。1日1コラムだとあと2年ほどかかりますが、1日1コラムにこだわらず早期に1,000号を達成できるようにドンドン出していこうと思います。

皆さん、これからもよろしくお願い申し上げます。

 

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